妙にリアル感があって、この作品は実話？！と思ってしまいました！

エッセイ風の描写が上手く、「ラッキー／アンラッキーコイン」のエピソードを後半に生かしている展開も良くできていると思いました。

欲を言わせていただくとすれば、

第5話の『自分の人生が...............必死にキーボードと格闘していた。』の文が先に出てしまっていたので、山下のその後がそこでわかってしまった点がちょっとだけ惜しかった気がしました。
（この文を『－その後２週間後、..........』の後に持ってくると良かったかも、です。）

最初、『メジャー7』というタイトルの意味がよくわからなかったのですが、最後まで読ませていただいて、なるほど！と思いました。

タイトルに込められた作者の方の気持ちが作品から伝わってきました。

読後感がいい素敵な作品だと思います！