第6話…イジメの話

★この文章はおもちゃ箱に投稿するつもりで下書きしてましたが、こちらのほうがふさわしいかもと思いこちらに投稿しましたので

今回は「詩」ではありません






私は今までイジメにはあったことがない


多少の仲間外れとかはあったのかもしれないし、気がついていなかっただけかもしれないが

小中学生位の女の子はけっこう意地悪な子が多い

ほんの些細なことで、

仲間外れにしたり

無視したりするのだ

(一部の人たちだけですが)



私はもしかしたら変な女の子だったのかもしれないです


休み時間とかに連れだってトイレとかにいくのは嫌いでしたし

手を繋ぐとかも嫌いだったしね

でも、あいるはそんな子なんだで、すんでたみたいです。


ある時、自宅のお風呂が故障して近くの銭湯に行くことになった

寒い冬場なら億劫だったかもしれないが、春先の清々しい時期だったのでちょっと旅行気分で楽しかった思い出があります


2日目

同級生の女の子が来ているのに気が付いた

隣のクラスのMさんだった

彼女はイジメの対象になってた女の子だった




あいる「いつも来てるの?」

声を掛けられるのにびっくりした様子


Mちゃん「うん」


それから話は続かない

……


思いきって話しかける


あいる「明日も来るんやったら一緒にこおへん?」


少しの沈黙のあと

Mちゃん「…うん」


次の日からの5日間ですっかり仲良くなって今でも一番の親友です


私が悲しそうにしてると一緒になって泣いてくれる優しい女の子です。


なんであの子たちはイジメてたんだろう…



でもね、今は元気にやってるよ


今年の冬の初めにママになるよ


きっと優しくて素敵なママになるよ




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る