昔取った杵柄

精神の足から、ずぶずぶと引っ張ってくる、狂気


飲み込まて行く孤独という、感覚


逃げられない恐怖がひたひたと後ろから手を伸ばしてくる


「気とは、二つあるーー良い気、すなわちいい感情、祓われた世界から出る気


それにたいして、悪い気ーー邪気


そして、こういう邪気がたまりそうなときは」


想像の世界で、散歩する―――赤い太陽、涼しい風、、、のんびりとお散歩する

精神の異常が消えていく

邪気が消える――代わりに、いい気ができる


だーいすきな、飴をなめ、ねったぼ(さつまいものねりくり)を食べ

河原で寝そべる


そして、現実に帰還しーー少女に対しいい気を送る


気が、体に作用するとき、肉体に入れば体を癒し

精神に入れば、心をいやす


「は、はぁははぁ、、、、はぁ、、、、、はぁ」

ダイブ落ち着いてくる――痙攣


鎮まるーーあとは、雨が止むのと、狼が動くのを待つだけ

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