第19話【恋愛禁止だぞっ!?その2】

 豪快かつ盛大に酒を撒き散らしすが、魔法少女〝フワフワキュルルン♪モブリンリン〟事、冴えない後輩モブ子は、気を取り直して質問に対する追撃を開始した。


 それは、只の女子会や井戸端会議等の柔な話の種ではなく、〝本気〟で心配していたからだ。


『おっお前!?――――ユミコに限ってまさか、か、か、何て……も、も、勿論、私を笑わすための冗談だよなぁ?』


 純度100%のアルコールのせいもあってか、頬を少しだけ赤らめた弓弧は、桃色の髪の毛を指先で絡めるように回しながら答えた。


『あ゙??私に彼氏がいちゃ悪いのか?こっちだってうら若き乙女だ。恋愛の1つや2つ……』


 普通の魔法少女は、恋愛と言うのを禁じていない……だが勿論、。それはどういった事例なのか?


 一例を挙げてみよう。


 ①市民や国よりも、私欲を優先した場合

 ②多忙や海外遠征等のPVTプライベートタイムがない場合

 ③そもそも、貴女が弓弧である。


 そう――――例外の一部を抜粋したが、そもそも弓弧自体に対し恋愛と言う感情は、惑星を破壊出来る程の無論駄目なのである。


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