二〇二〇年『冬』
一二月、其の〇一 【霜だたみ】
『朝焼けを 踏んでじゃりじゅり 霜だたみ』
季語/霜だたみ
季節/三冬
場所/実家の消防団寄り合い所の前
時間/朝
捕捉・備考/
朝焼けを踏むと言う言葉を使いたくて入れ込んでみました。最初は霜の道としたのですが、霜だたみの方が風情があるしより俳句らしく情景を伝えられるかと思って変更いたしました。
ちなみにこの情景は、私が小学生の頃、集団登校のために他の学生を待っているシーンです。待つ場所がうちの近くだったため、いつも最初に到着するのは私で、待つ役でした。みんなが来る前に踏んで遊んでたので、ぐっちゃぐちゃです。だから、サクサクではなく、じゃりじゅりとしました。その音に待ちくたびれたネガティヴな思考回路が重なっている——と言うのは完全に後付けです(笑)
子供の頃もそうでしたが、霜柱を踏んで感触を確かめたくなるのは大人になってもそうですね。
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