〇五月、其の〇一 【花過ぎ】
『花過ぎて 草木の影も 高くなり』
季語/花過ぎ
季節/晩春
場所/国道沿いの草むら
時間/夕方
捕捉・備考/
初めに、『花過ぎ』が季語で存在するのは知っているのですが『花時』の子季語として出てきて、意味は「春の花の咲く頃」と書いてあって、本来の『花過ぎ』の意味からはずれていました。なので晩春なのか、初夏なのか正確にわかっていません。間違っていたらすみません。
さて、句の方ですが、夏草が成長して背丈を超えるものもあらわれだしました。草が育つのって、そう言えば花を見なくなってきたときだなあと思いまして、季節感がイコールで結べたことに感動しました。背が高くなるのではなく、影としたのは、夕景の方へも思いを馳せられる、解釈の幅を持たせたかったからです。
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