〇七月、其の〇一 【ほおずき】


『ほおずきは どれにしようか 浅草寺せんそうじ



季語/ほおずき

季節/初秋

場所/浅草寺

時間/夜


捕捉・備考/

 7月9日と10日に、四万六千日の縁日が浅草寺で開催されています。


 四万六千日の縁日は浅草寺にならって他の寺社でも行なわれるようになり、芝の愛宕あたご神社では四万六千日の縁日にほおずきの市を開催するようになりました。「ほおずきの実を水で鵜呑みにすれば、大人はしゃく(なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気むしけ(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰があり、ほおずきを求める人で賑わったそうです。その愛宕神社のほおずき市の影響を受け、四万六千日の大本である浅草寺にもほおずき市を開催するようになったそうです。


 しかし四万六千日っていくら功徳日くどくにちと言っても、ものすごく膨大な日数ですよね。年数にすると126年ですよ。一回行ったらもう大丈夫ってことですね。


 実は今年はほおずき市には行ってないのですが、去年? 一昨年? に行ったことがあるので、そのことを思い出しながら詠んでみました。


 私はほおずきを買いたいとは思わなかったのですが、真剣に選んでいる人を見て、楽しそうだなと思いました。

 あ、でもキーホルダー買いましたよ。嫁とお揃いの。

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