第二章 放課後は戦場で

◉胡蝶の夢【言葉・現実】

中国の思想家、莊子の言葉。

夢とうつつの境界がいかに曖昧かを喩え話によって明解に説明した説話。

莊子はこの他にも、美醜や貴賤など、あらゆるものの価値が、人間によって人為的に作られたものであるとし、現実世界の価値観に疑問を投げかけた。

その無常観は世界中の思想に影響を与えている。日本の平家物語に代表される「もののあはれ」の感覚はここから来ているのではないかとも言われる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る