このオリエンテーションはきっと間違っている④
放課後、僕たちは春埼明空をスカウトしようとしていた。
「春埼さん!ちょっといいかな?」
とりあえず、男子である僕と真吾が話しかけると話してもらえない可能性もあるので、不安だが愛に任せることにした。
「なに?」
「あの、よかったら私たちのチームに入らない?」
いや……なんかもっと普通の会話の流れから入るのかと思ってたけど…やっぱりこうなった…
「あなたたちのチームに入れば夜空をうちのクラスの子トレードしてくれる?」
「夜空?」
「えぇ、私の妹なの…」
「もちろん!そうなるように努力するよ!なんだってチームメイトなんだから!」
「じゃぁ、よろしく」
こうして、春埼明空がチームに加わった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます