なあなあ

 相手と適当 に折り合いをつけて、いい加減に済ませること。「なあなあで話をつける」「なあなあの 間柄」


蔑ろ【ないがしろ】

 1 あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。「親を蔑ろにする」

 2 しまりのないさま。だらしのないさま。「狩衣姿の―にて来ければ」〈源・末摘花〉 →等閑(なおざり) (デジタル大辞泉)



等閑【なおざり】 がてら

 なかばなおざりに。中途半端に。どちらでもかまわないで。

 ※和漢朗詠(1018頃)下「随分の管絃は還って自ら足んぬ 等閑がてらの篇詠は人に知られたり〈白居易〉」

 ( 日本国語大辞典)


なけなし

 あるとはいえないほど少ないこと。ほんの わずかしかないこと。「なけなしの金をはたく」(デジタル大辞泉)


名残り雪【なごりゆき】

 1 春が来ても消え残っている雪。

 2 春が来てから降る雪 (デジタル大辞泉)


生さぬ仲【なさぬなか】

 血のつながりのない親子の間柄。柳川春葉の同名の新聞小説が、大正2年(1913)に劇化されてから広まった語。[補説]書名別項。→生さぬ仲

(デジタル大辞泉)


靡く【なび・く】

 1 風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く。「柳が風に―・く」

 2 他の意志や威力などに屈したり、引き寄せられたりして服従する。また、女性が男性に言い寄られて承知する。「威光に―・く」「いくら口説いても―・かない」

 (デジタル大辞泉)


弱竹【なよたけ】

 ① メダケの別名。なゆたけ。

 ② 細くしなやかな竹。 「 -のかぐや姫とつけつ/竹取」

(大辞林 第三版)


習わし・慣わし【ならわし】

 ① これまでの習慣となっていること。しきたり。ならい。風習。 「毎月一回集まるのが-だ」 「世の-」

 ② ならわすこと。なれさせること。練習。 「郭公ほととぎす羽-に枝うつりせよ/伊勢集」 .

 (大辞林 第三版)


難攻不落【なんこうふらく】

 1 攻撃するのがむずかしく、たやすく陥落しないこと。「難攻不落の陣地」

 2 承知させるのが困難なこと。「難攻不落の堅物(かたぶつ)」

(デジタル大辞泉)



Q&A 美しい日本語の辞典より(重複あり)

いくつ読めますか? 答えは次頁


等閑

流し目

長丁場

仲睦まじい

流れに掉さす

情けは人の為ならず

名残り

生さぬ仲

名代

何が無し

何くれ

何をか言わんや

嬲る

鈍ら

生半可

涙雨

波の花

波枕

ならぬ堪忍するが堪忍

馴れ初め

難儀

何たる



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