9/23 僕たちは実践型!

 すごい昔に、親友であるダーリン(渾名)と推しのライブ参戦の為に東京のホテルに泊まった時の部屋のベッドがセミダブルとクイーンサイズのベッドだった時の話。


僕「ダーリンでかい方でええで。僕こっちで寝るわ」

ダ「おけ。やべー。こんな広いベッドで寝た事ねぇわ。最早これは畳みですわ」

僕「畳は寧ろ狭いのでは……??」

ダ「先生(富升渾名)、推しのツイッター更新されとるぞ!? ちょっと待てよ!? こっち来て!?」

僕「僕の話聞いていただけます?? でも、見るわ。わー! ホットドック食べてる〜! どうでもいい〜!」

ダ「糞どうでもいい〜! ライブの話一ミリもな〜い!」


 ※僕たちの知能指数は合わせて6ぐらいです。


ダ「でも、推しがホットドッグ食べてるの初見なのでありです」

僕「ありですね。僕の推しも見切れて食べてるのでありです。はわぁ〜! どうでもいい感しかない〜」


 この後二人でゴロゴロと喜びの舞をクイーンサイズのベッドで楽しみ、ライブに行き、死ぬ程楽しんだ後寝る為にベッドに入る。


僕「ダーリン、やば。推し達が初中華食べてる! ラーメン以外!」

ダ「ヤバヤバのヤバ! 見る〜! 今日がお食い初めか〜!? あれ?」


 ダーリンが僕のベッドの上に上がった時に怪訝な顔を見せた。


僕「どうした?」

ダ「いや、ベッド狭ない?」

僕「お前のベッドよりは狭いよ。セミダブルだし」

ダ「ゴロゴロ出来なくない?」

僕「二人はキツいな」

ダ「え? セミダブルって、大きいんじゃないの!?」


 確かに。でも、一人で寝るには大きめってだけだからなぁ。


ダ「こんなんじゃ、攻君と受ちゃん一緒に寝れなくね!? 致の無理じゃない!? ズッコンバッコン全力投球不可能過ぎでは!? やべぇ! 新刊のベッドサイズ、セミダブルにしちゃってるよ!」


 ※腐してます。


ダ「先生、こっちのベッド来て!? 好きに動けるぞ!?」

僕「てことは、攻様のベッドはクイーンベッド以上って事……か?」

ダ「名推理過ぎやろ! あかんね。やっぱり体験は大事だわ。机上の推理よりも大切やぞ」

僕「せやなぁ」

ダ「こりゃ、色々と体験せなあかんぞ。でなきゃ良いもん書けへんな!」

僕「だな」

ダ「二人でここでダンスバトルしようぜ!? 先生もやりたい事ない!? 体験大切やぞ!」

僕「やりたい事……」



僕「すまんが、ここで僕が全力で君の口をテッシュで押さえつけるので全力抵抗してくれへん? 殺害方法の描写困ってて……」


 流石にこれは……。


ダ「やろか! ええぞ!」

僕「神〜!」


 その後、試してみたんですが……。


ダ「先生、クソ弱すぎへんか……? 全力出し切る前に先生が死ぬんだが……」


 知能指数も握力も3である僕は無力だという事が証明されました。

 机上でいいわ。僕は。

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