進路






期待通りの言葉がほしいなら

私には聞かないで


安全ルートじゃなくてごめんね

そっちの道は、全然ワクワクしないから




「好きな道を選びなさい」


周りがそう言う理由はきっと

私が将来を考えたくない理由と一緒なんでしょ?




言葉の裏を読むなんて器用なことは

私にはできないしする気もない


履歴書と信頼がイコールだったとしても

別に私が良い子でいるべき理由にはならない




言わされた道をそのまま歩けるほど素直じゃない

言われた道をそのまま歩くほど折れてもいない


それくらいで、折られはしない





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る