第三十二章 寝そべって、組んだ両手を枕に心の星を見上げる

前章のあらすじ

 本物の地球は遥か昔に消滅している。

 だがアサキは、この人工惑星の仮想世界こそが自分の故郷、自分にとっての地球なのだという思いを強く持ち、絶望に飲まれかけた気持ちに光明を見出す。


 そしてさらに、アサキのその思いを後押しする事態が起こる。

 この現実世界に魔法使いが誕生した意義をヴァイスが語っていると、突然ノイズとともに知った声が聞こえてくる。それは、はるの妹の声だったのである。

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