第34話 レール
敷かれるのが幸せか
道を切り開くのが幸せか
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人には人生のレールが引かれている人がいる
人には人生のレールが用意されない人もいる
敷かれたレールを進むのは初めのうちは楽かもしれない
しかしそのレールは平坦で真っ直ぐとは限らない
そのレールは遠回りしているかもしれない
そのレールは上り坂かもしれない
そのレールはその先に分かれ道があるかもしれない
そのレールは途中で途切れているかもしれない
そのレールは引き返せないかもしれない
レールがなければ道に迷うかもしれない
行く手を阻むものがあるかもしれない
しかし
自分で道を切り開くことができるかもしれない
近道を見つけられるかもしれない
他人が敷いたレールは
うまく目的地にたどり着ければ良いだろう
しかし
そのレールは自分で選んだものではない
生きていくためには様々な問題に直面する
もし
用意されたレールにトラブルが生じたとき
そこから先のレールは
自分で切り開かなければならないのだ
自分の道を
自分で切り開くためには
そのための練習や
そのためのシミュレーションや
そのための情報を
事前に用意することが重要だ
人は意外と強い
しかし
人は意外と
人の用意したレールであっても
その上を走るかどうかは
自分で決める必要がある
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