れびゅー52 柚子崎パンクロック 作者 たかなん(花楽下 嘩喃)
走り抜ける青春
★★★ Excellent!!! きつねのなにか
青春って一瞬の出来事だと思うのです。大学を入れても大体3~6年くらいじゃないでしょうか。
そしてこれは高校の夏です。それはそれはものすごい一瞬で流れていく時です。めまぐるしく自分も周りも変わる一瞬の間を書くのは相当難しいと思います。
書けています。
前後編で構成される1章1章が、繋がっているけど「時として連続していない」ので、駆け抜けている感覚が強く味わえます。1章ごとに切り離すことで、いらねえ部分を飛ばしてしまっているわけですね。でも章ごとの精神的つながりはある。
どこかで句点つけて止めたりせずに、全部を読点でつなげて書き抜けている感じというところでしょうか。
恋はLGBT的な感じ主体なのですが、しっかりと恋を感じます。性差を超えた恋という感じになりますでしょうか。
歌場面は筆舌に尽くし難いですよ。読んでいるこっちが燃えてきます。
今からくる青春、堪能している青春、懐かしいあの青春。
青春を味わいたいならこれです、この作品です。
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