れびゅー8 最終稿 投稿

どんなにつらくても心から通じ合える人と出会えれば――


このお話全体を通して、家族とは?家族ってどう定義すれば家族なの?親なら強制的に家族なの?家族の本質って何処なの?というテーマが散りばめられています。結構わかりやすく強く主張してるなって感じるくらいの。

 とにかくこの主張を聞いてくれってくらい、主張したいテーマなんですね、きっと。タイトルにも家族というフレーズが入っておりますし。

 そして『心の』ってのが肝ですね、ただのそこら辺にある家族像ではないのでしょう

 

 

この作品の登場人物はみんな頑なに心を閉ざし、まず初めに相手との距離を取りますが、それでも工夫することで、誠意を見せることで、だんだん距離が近づいていきます。それが楽しいですね。文章の雰囲気にも現れてきますよ。無意識にやっているそうですが。


 次に言えるのは完成度の高さ。何処にも齟齬や破綻らしきものが見えません。緻密に念入りに人や情景を積み上げて作られています。

 また、情景描写、人物の背景描写が凄いです。特にある人の戸籍上の家族に 行った時の描写は凄いです。本当にその家の様子が頭の中に浮かび上がってきます。

 そして、一人ひとりのセリフが『生きてます』。生きてる人間のセリフがそこにあります。

 こればかりは読んでいただかないとわからない部分なので、ぜひ読んでください。


 正直話しとしては重たいです。一行一行、一言一言全てが、全力で思いを込めて書かれているので読むのがつかれます、しかしその思いの強さが人の心を引き、ついつい次の展開を…… 次の展開を…… と、ページを開いて読んでしまう作品です。ハマれば時間泥棒ですよ。

 みなさん、適度に休みながら読んでくださいね。


 私は7話を2回読んで、その後コメントも見ることで大ハマリしました。コメントを見るのもこの作品の醍醐味です。


 読めば心に響く何かが得られると私は思っています。


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