黄金の骨
えっしと同じ顔をした一団である
そりゃ、同じ顔でしょーーなぜなら、「同じ骨」から作られてるから
何度、術をかけても再生する、骨だけではなくて草も
その「遺骨」は、俗に黄金の骨と呼ばれる骨の、分身
黄金の骨とは、歴史上一人しかいないー異能の持ち主にして
「骨の卵」という臓器を生み出したもの、いや、より正確に言えば
体内で骨と葉を作り、外に出せる力にして、同時に臓器に鬼の秘術をかければ「子宮」代りにもなる
臓器は、黄金の骨の子孫以外持ち合わせることなど不可能
まだ、この世界にはないが仮に摘出しても、再生する、
他の生殖器を移植したとしても、うまく共存しながら力が衰えず
男性女性どちらをつけたとしても、見た目が女性になる
遺伝子レベルでの、「変質」子孫は「ホモサピエンスサピエンス」ではない
それを進化といっていいのかどうなのかは議論の余地があるが
ーーえつりは、そういう意味で「普通」の人間ではない
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