そういえば

「姉ちゃんすごいな、そういやまだ名前聞いてなかったな、あ、そうだ」


紙と筆を持ってくる水夫ーーさらさらっとかく桟


「この文字かなんて呼ぶんだ」「え、、、つり」

顔を背ける――顔を赤くして


「えつりだよ、-でも、ななしとよんで」

頭をなでられる


「えつりちゃんかーーそういえば昼飯時だな、、、飯の用意してくれよ」


まず、らっきょうは茎の部分と根の部分を切り落とします


包丁で先に、らっきょうの先の茎(まっすぐにびたもの)をきったら


根を、らっきょうの底のほうの、果肉とともにきります


そして――皮をむいて「逃げるんかい」

子供と一緒にしてたら逃げられた


それはそれとして、これは非常用の食糧づくり――昼飯は、ほしいい「干飯」

とかいてほしいいである


水につけて食べる、食べながら(よかった苗字は教えなくて、苗字と名前をつけたら、日本人の名前じゃない感じになるから)


ーー、「どうやら時化(しけ)が来そうな天気だな、、子供たちは中に入れ

「総員」帆をたため――嵐が来るぞ」


――そして2時間後に嵐が来る

波が、甲板を洗い流しーー大波が、真上から襲い掛かる


息ができないーーだが、水夫は笑ってるーー桟も仕方ないから笑う

つかまる、、、口に、目に波が入る

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