プロローグ

プロローグ

 俺は今何故かヤンデレ美少女の家で監禁されている。

 俺の周りにはキングサイズのベットが置いてあるだけの質素な感じの部屋だった。

 壁の周りがピンク色で染まっている。

 凄い違和感だ。

 ガチャ 

 

 ヤンデレ美少女が帰ってきたようだ。

 これから何されるのか予想がつかない。

 だけど一つだけ分かることがある。

 こいつには反抗してはいけないと。

 

ーーーーーーー

「ただいま!」

 

 凄く綺麗で透き通ってる声が聞こえた。


 ヤンデレ美少女が帰ってきた瞬間、俺の腰に跨ってきた。

 ヤンデレ美少女ははっきり言ってかわいい。

 ヤンデレ美少女曰くモテているらしい。


「ん!」(痛っ!)


 俺は今口にタオルを打ち込まれてるので喋れない。


「あはっ、喋れなくなってる姿かわいい〜!」


 俺の何処がかわいいんだよ。

 と言うか心配しろよ。


「これから毎日一緒に過ごそうね♡」


 嫌だね。


「ねぇ私の何が不満なの?教えてよ。ねぇねぇねぇ。私伊吹君の為になんだって頑張って来たからね。家事全般を頑張って覚えたし、少しでも私を可愛く見せるためにオシャレとかしてるのに何が不満なの!?あっそうか!下のお世話が事が必要なんだね!そうだよね、そういう事だよね!?」


 首を横に振る。下のお世話なんて必要ない。 と言うかなんで俺が思った事分かるの?

 

「そっかじゃあ今の生活に満足してるんだね。良かった〜」


ーーーーーーー

 なんで俺は監禁されているんだ?

 俺はただゴールデンウィークをゴロゴロしてただけなのに..

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