第26話 お仕事のアレな話です。(前編)

お疲れさまです、鹿路田です。


あれ?この導入はなんか久しぶりな気がしますw


コロナ禍の影響で仕事への取り組み方が変わり、リモートなどの選択肢が増えた結果、なんというか出社拒否症みたいなものになってしまいました。


他のエッセイも合わせ、ちょこちょことは書いていたんですが、自分の中で一区切りがついたので、まとめてみたくなりました。


4月頭からのうちの会社の完全自粛に伴い、リモートワークがスタートし、誘惑も多いですが、その快適さと「あれ?家でも仕事できんじゃね?」って思った方は多かったんじゃないでしょうか。


ご多分に漏れず、私もその一人で。

なんというか、通勤電車に揺られ、長い時間を掛けて出勤することに些か疑問を持ってしまった次第です。

こんな風に家で仕事が回せるなら、出勤刷る意味あるの?と。


そんな感じで緊急事態宣言が続き、すっかり自宅勤務兵としての修練を積んだ私は、5月末からの出勤に対し、まるで夏休みの登校日的違和感を持ってしまいました。


つまりは、なんで出社しなければいけないんだ?というスタンスを持ち続けてしまったんです。

その結果、仕事に身が入らず、違和感と不満ばかりを募らせながら出勤日を過ごしたわけです。


6月、7月は間引き出勤のため、週に2・3度出勤でそれ以外はリモートワーク、土日休みって感じのシフトでしたので、相変わらずの出社拒否病で、しまいには出勤前日にはストレスで眠れなくなってしまいました。

その辺は、もう一つの睡眠についてのエッセイで書かせて頂いておりますw


で、ここまではコロナからの影響による出勤・出社への不満の話だったんですが、実はもう一つストレス要因が有りまして。

本当のことを言いますと、こちらがかなり根深く私の心を蝕んでいたんです。


2年前に移動になり、今の職場に来たのですが。

それまで居た職場と、仕事内容があまりに違うためかなり苦労して仕事を覚えようとしておりました。

それから暫くして、同じ部署ですが違う部門に欠員が出たため、その仕事を兼任して行うことになったんです。

当然、覚えなければいけないことが二倍になり、私としてはキャパシティを大幅に超える状態に陥りました。


そんな折、途中から手伝い出した仕事の方にかなりの案件が入ってきたため、最初の仕事から一旦離れて、兼任した仕事の方に重きを置く事になりました。


それが、なんだかんだで1年弱続き、一段落ついた所で最初の仕事に戻ることになりました。

そこで何が起きたかと言うと、最初の仕事を殆ど忘れてしまっていたんです。

自分自身、かなり慌てました。

ただ、大まかなことは覚えていたので、とりあえず任された仕事はこなすことができたんですが、それに対してかなりストレスを感じるようになっていました。

酷い話ですが、見様見真似で仕事してたんです。


これを上司に話すか、かなり迷いました。

分からなければ聞けば良い、そういう環境ができているのは分かっています。

ただ、もう一度イチから教えて欲しい。その一言が言えずに仕事をしている内に、コロナになってしまったんです。


そういう内情もあり、リモートワークでのストレスを感じない仕事に慣れてしまいました。だからといって仕事内容に変わりはありません。

引き続き見様見真似と、うろ覚えでの仕事です。


そんな人間が緊急事態宣言後に、前向きに仕事と向き合えるはずがありません。

そんな感じで、徐々にストレスを抱える様になってしまいました。



長くなったので、次回に持ち越させて下さい。

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