第11話 探り合い(上)

 屋敷につくなり、ランゲルはブルエの治療を開始した。

 先にブルエと共に到着していた二人の医師が準備を整えて、すでに治療を始めていた。毒の解毒に一晩中かかり、後からやってきたもう二人の弟子とつきっきりで治療に当たってくれた。

 ランバダも五人を手伝い、新鮮な水を運んだり、吐しゃ物を捨てに行ったりした。

 何度も吐いて、毒の作用が抜けた後には、矢の刺さった傷口が炎症を起こし、高熱を出した。血の混じったたんを吐いたり、咳をしたりしていて、何も分からないランバダにもかなり、危険な状況じゃないかと思った。

 医者が何人か入れ替わり立ち代わり、やってきて治療が続けられた。

 そして、ようやく四日目の昼に熱が下がり、五日目になってランゲルは帰って行った。それまではイゴン家に泊まり込み、そこから公務のために出勤していたようだった。

 ランバダはブルエが落ち着いている間、休んでいる医師の代わりに彼の様子を見守っている。

 考える事はたくさんあった。自分の双子の兄弟は無事なのだろうか。チャムは彼を助け出す事はできたのだろうか。

 ランバダは顔を上げた。

 窓辺に近寄り、外の様子をながめた。雨が降って来た。暑いから開けていた窓を閉める。

 その音でブルエは目を覚ました。まだ、体はだるいし、頭も重かった。それでも、首をなんとか回して部屋の様子を眺めた。右の脇の下の辺りが痛んだ。動くたびに痛みが走るが、この程度なら我慢できる。

 窓辺にランバダが立っているのが見えた。一瞬、ランウルグかと思ってしまう。それくらい、そっくりだったが、まとう雰囲気が少し違った。

 イゴン将軍に弟子としてきたえられているせいか、キンと研ぎまされたものを持っている。今も考え事をしているせいか、それが一層強く感じられた。

 ランバダがブルエの視線を感じて振り返った。途端に研ぎ澄まされた剣のような印象が消え、心配と嬉しさが混じりあった表情でブルエの顔をのぞき込んだ。

「大丈夫ですか?目が覚めたんですね。良かった。すぐに先生と師匠を呼んできます。」

 ランバダはすぐに部屋を出て行き、じきに医師とギルムを連れて戻ってきた。医師はすぐに診察を始め、ブルエにいくつか質問をしたり、傷の具合を確認したりして出て行った。

「まだ、傷は完全にふさがっていません。絶対安静です。今は熱が下がっていても夜になると上がってくるかもしれません。水分の補給は忘れないで下さい。何か異変を感じたらすぐに呼んで下さい。」

 と注意をしていった。医師がいなくなってから、ギルムは寝台のわきに置いてある椅子に座った。

「気分はどうだね?…まあ、まだ、あまり良くはないだろうが。しかし、生きてくれて本当に良かった。ランバダを助けてくれた礼を言っていなかった。ランバダを助けてくれて本当にありがとう。」

「ありがとうございます。」

 ランバダも師匠と一緒に頭を下げた。

「お礼を言って頂くには及びません。元はと言えば私がお弟子を戦闘に巻き込んでしまったのです。その上、見ず知らずの私を助けて下さいました。礼を述べなくてはならないのは、私の方です。助けて下さってありがとうございます。」

 ブルエはかすれた声で答え、ギルムは微笑ほほえんだ。

「君は真面目な男のようだ。ただ、一つ疑問なのだが、本当に君がランバダを戦闘に巻き込んでしまったのかね?いや、仮にそうだったとしても、最初に君を襲撃しゅうげきした者と後から襲撃して来た者は、違うのではないかと思ってね。」

 ブルエは考え込んだ。

「それは、どういう事でしょうか。」

「矢は二種類あった。私が来てから射られた矢と、それより前に射られた矢は別の物だった。君が命を失いかけた毒矢は、私が来てから射られた物だった。最初に君を襲撃した矢には毒は塗られていなかった。」

 ランバダはその話を聞きながら、ぎょっとしてとなりの師匠の顔を見つめた。

「つまり、私が言いたいのは、二度目の襲撃は私を狙った者の仕業だった。ランバダは私の隣にいた。

 あの微妙びみょうな角度ではおうぎで打ち払っても、ランバダか私のどちらかに矢が当たってしまうかもしれない。一瞬のうちに君はそう判断して、自分自身が盾になってランバダを助ける事により、同時に私を助けたのではないかと思ったのだ。」

 ギルムはブルエの表情を観察したが、特に変わった所はなかった。

「買いかぶりです。一瞬の事ですから、考えているひまはありませんでした。とっさにした事です。」

 ブルエは言いながら、内心ではギルムの洞察力に舌を巻いていた。伊達だてに中央将軍という要職に就いている訳ではないようだ。

「とにかく、公警も二回目の襲撃は私の暗殺が目的だったと判断したようだ。しかし、襲撃者達もニピ族が二人もいたのに、無謀むぼうけをしたものだ。とりあえず、私に脅しをかけたかったのかもしれないな。」

 ギルムは他人事のように言って笑った。

「師匠、笑いごとではありません。」

 思わず口を出してしまったランバダの抗議に、ギルムは頷いた。

「確かにそうだな。嫌われるつもりはなくても、嫌われたり誤解をされて、一方的に憎まれる事もある。だから、ランバダも言葉や行動には一層、気をつけなくてはならないぞ。言葉よりも態度や実力が物を言う事もある。国王軍に入ればなおさらだ。特にお前は私の弟子というだけで、好奇の目にさらされるから、より一層、精進しなさい。」

「はい、分かりました。」

「ところで、ランバダ、今日の練習はもう終わったのか。」

「いいえ、まだです。」

「じゃあ、ここには私がいるから、お前は練習をしてきなさい。」

「はい。それでは失礼致します。」

 ランバダは丁寧に礼をして出て行った。

「あの子をどう思うかね?」

 しばらくして、ギルムはブルエに尋ねた。

「大変礼儀正しく、よくしつけされています。」

「…実は、君はあの子を自分の主人と見間違えたのではないのかね?君の主人はあの子の双子の兄弟ではないのか?」

「なぜ、急にそんな事を仰るのですか?」

 ブルエは内心、かなり、ぎょっとしたが顔には表さずに聞き返した。つい、先日自分も知ったばかりの事実だ。

「いや、君は私がチャムの事を知らないと思って、戦闘に気づいて助けに来てくれたと言ったのだろう?

 実は、私はチャムの事を知っている。彼は普段は花問屋のローロールで働いているが、実際はランバダの護衛だ。だが、チャムも私がこの事実を知っている事を知らない。私にも優秀なニピ族の護衛がいるのでね、調べてもらったのだ。」

 ギルムは注意深くブルエの様子を確認したが、彼の表情は変わらなかった。

「チャムはおそらく、ランバダが双子だという事を知っている。なんせ、彼の住む地区では有名な話だからね。だが、君は知らなかった。それは、君と君の主人を守るために、君の雇い主が知らせなかったからだ。それと同様にランバダも自分の生まれを知らない。」

「何を言われたいのですか?」

 ブルエは注意深く聞き返した。

「私は君を尋問するつもりはない。ただ、事実関係を整理しておいた方がいいと思ってね。お互いのためにも。君も察したと思うが、私はランバダの生まれも身分も知っている。それは、あの子を預かる時に母親から聞いたのだ。」

 さすがのブルエも一瞬、息を止めた。

「それを御存じなのに、なぜ、彼を国王軍に入隊させるのですか?」

 ブルエにはかなり危険な事に思えた。

「では、逆に聞くが、あの子の存在をいつまでも隠し通せると思うか?君も十分に知っていると思うが、敵は八大貴族にその他大勢だ。」

「それは、時間の問題でしょう。彼らの隠密おんみつは馬鹿になりません。数も多く質も高い。…しかし、失礼ながら国王軍に入隊させる事は、知られる時間を早める事になるのではないでしょうか。」

「私も最初はそう思い、入隊させるつもりはなかった。だが、事は動いてしまった。私の元上司である、レコム元将軍に知られてしまってね。

 うちに来られた時に、息子とランバダが遊んでいる所を見られたのだ。知っていると思うが、レコム元将軍は八大貴族ともつながりが深い。ランバダが凡庸ぼんような少年だったら良かったのだが。」

 ギルムはその日の事を話した。息子のバーディグとランバダがカスクという、ばんに駒を並べる遊びをしていた。

 これは戦争を盤上で行う模擬戦争で、もともと軍の兵士に練習させていたものだ。盤上に最初にどこに山があるとか川があるなどを決め、どこに布陣するか、サイコロやじゃんけんで勝った方が、好きな所に布陣する。負けた方は当然不利な事が多い。

 レコム元将軍は二人がこれを始めた所に、予定より早めに着いたので、少年達が遊んでいるのを見ていた。バーディグも知っている人なので、ランバダに紹介し、挨拶して遊び始めた。

 ランバダがじゃんけんに負け、バーディグが有利な場所に布陣した。バーディグの方が年上でもあるから、レコムはバーディグが勝つと思った。だが、勝ったのはランバダの方だった。

 このゲームはこまを動かす前に必ずカードを引かなくてはならない。それには天候の変化や突発的な事が書かれている。雨が降って来て騎馬が使えない、兵士に病が流行したなどだ。それに対処しなければならないから、子供には少々むずかしい。

 レコムは非常に驚いた。あまりに驚いて、ランバダに自分とやろうと誘って遊んだ程だ。夢中になりすぎてギルムが来た事にも気づかなかった。

 その後で、レコムはギルムに言った。

「この子は天才だ。類まれなる才能を持っている。将来は必ず、国王軍に入れなくてはならんな。」

 だが、国王軍に入れるつもりのないギルムは笑った。

「あの子を国王軍に入れるつもりはありません。将来は公警か民警かになれればいいでしょう。それに、一応弟子の形式は取っていますが、本当はそうするつもりもなかったのです。

 あの子はあくまで、バーディグの話し相手であり、遊び相手、つまり、息子の友人でいてくれればいい。優しい子ですから、軍人なんて合わないでしょう。」

 ギルムの言葉にレコムは目をいた。

「なんで、そんな事をいう。この時代にこれだけの才能を持っているのだぞ。いつ、何があるか分からない時代だ。この時代のために生まれてきたようなものではないか。」

「だからこそ、嫌なのです。あの子を軍人にしたくありません。それに、私の名前による重荷も追わせたくないのです。国王軍に入れば否応なしに私の名前がつきまとう。中央将軍の弟子は一体どれほどできるのかと、息子の代わりはどれほどなのかと、様々な邪推じゃすいをされるでしょう。

 私はそれが嫌なのです。あの子に嫌な思いはさせたくありません。私にとってランバダはすでに、もう一人の息子のような存在です。子供に嫌な思いをさせたくないのは、親であったら当然の事でしょう。」

「君がそこまで言うのであったら仕方がないが、一度、考え直してみてくれないか。私は上手くみちびいてやれば、化けると思うし、優しさもあだにはならんと思うがね。」

 レコムはそれ以上は言わなかった。この時、ランバダは十二歳だった。

 ところが、その一年後に、ランバダ本人が自ら国王軍に入隊すると言ったのだ。しかも、ギルムに言う前に経験者に話を聞きたいと、レコムに言ってしまった。

「相談したい事はなんだね?」

 レコムにランバダは言った。

「僕は将来、公警か民警に入ろうと思っています。でも、その前に国王軍に入隊した方が有利ですか?先日、新聞に国王軍の治安部隊にいた人が、民警の事務所を設立し、主に国王軍出身者を集めて、人身売買組織の一つを摘発したという記事が載っていました。だから、国王軍に一度、入隊していた方が有利なのかと思ったんです。」

 レコムは慎重しんちょうに言葉を返した。

「どうして、公警か民警に入りたいのだね?」

「七歳の時、僕の友人が、目の前でマウダにさらわれたんです。だから、どうしてもマウダを捕まえたいんです。マウダを捕まえて、攫われた僕の友人がどうなったのか、調べて助け出したいんです。」

 ランバダの真剣な様子に、レコムはいい加減な答えはできないと思った。

「ただ、犯罪者を捕まえるなら、そのまま年齢に達したら公警か、民警の試験を受けて入ればなれるだろう。

 しかし、マウダのような巨大な犯罪組織となれば、一筋縄ではいかない。大人数で時間をかけて行わなくてはならないから、用兵の仕方などを学んでおいた方がいいだろうな。敵地に忍び込んで内情を探らせる事も必要だし、そうなると一度、国王軍に入隊した方がいいかもしれない。

 ただし、普通の兵士ではだめだ。ある程度人をまとめて動かす経験がなければ難しいから、長く軍にいて昇進しないといけない。

 君の目標がしっかりしているのなら、早く入隊するのも一つの方法かもしれない。だが、その前に君の師匠を説得しないといけない。」

「それは、なぜですか?」

 不安そうにランバダは尋ねた。

「君の師匠は君に苦労させたくないのだ。中央将軍という立場上、君が入隊すれば否応なしに注目される。

 バーディグの体が弱い事は、国王軍の中では有名な話だ。だから、弟子の君が入隊すれば、本当の理由はどうであれ、息子の代わりに入隊させたと思われる。

 もし、君の出来が悪ければ、中央将軍の弟子は出来そこないだと言われ、君が優秀な成績を修めれば、中央将軍が口添えして本来の成績より良くしたと言われる。どっちにしろ、陰口を叩かれる。」

「どうして、そんな事を言うんですか?大人なのにどうして、悪口を言うんですか?」

 ランバダは不安と疑問が入り混じった複雑な表情でレコムに尋ねた。

「三つ子の魂百までという言葉を知っているかね?」

「はい。」

「三歳になり、自分の性格が出てくると百歳になっても、それは変わらないというような意味だ。

 人はなかなか変われないものだ。子供の頃、心を鍛錬していないと、簡単に悪口を言う人になってしまう。悪口を言う癖をつけない事だ。相手の欠点が目についても、果たして自分はどうなのかと振り返って、考えてみる事が必要だ。

 それに人は自分にないものを欲しがる。人は自分より優れている人がいると、うらやましがる。自分が持っていないものを持っている人がいると、羨ましくなってしまう。誰でもそういう気持ちは起きるものだ。

 でも、中には押さえられない人がいて、羨ましいと思うだけでなく、恨んだり憎んだりして、あいつを蹴落としてやろうとか、苦しませてやろうという考えを持つ人もいる。」

「どうしたら、羨ましくなっても相手を憎んだりしないで済みますか?」

 ランバダは自分がそうなったらどうしよう、というように心配そうに尋ねた。

「そうだね。これが正解だというものはないかもしれない。ただ、私は素直に相手の美点を認め、賞賛する事にしている。そして、相手の美点をより引き出して伸ばすにはどうしたらいいかを考える。

 だが、ここで一つ大事な事がある。自分の存在を認める事だ。」

「自分の存在を認めるってどういう事ですか?」

「自分の至らなさ、欠点を潔く認めてしまう事だ。これが自分なんだと理解する。そして同時に自分の美点、いい所を理解する。欠点だけの人間なんてこの世にはいない。逆に美点だけの人もいない。

 欠点だけを見て、自分はこの世に生まれない方が良かった、なんて思ってはいけない。恥じる事はある意味簡単で、私は逃げだとも思う。自分の美点を最大限に生かすにはどうしたらいいか、それを考えていくのが大事だと私は思う。

 もし、自分の美点が分からなかったら、家族や君をよく知っている人に尋ねてみなさい。そしたら、教えてくれるはずだ。」

 かなり、難しい事をレコムは言ったので、ランバダが理解できたが不安だったが、ランバダは嬉しそうに礼を言った。その理由をレコムが尋ねると、「今よりも小さい時に、僕をいじめていた人達のいじめる理由が分かったからです。」と答えて、レコムを驚かせた。

 レコムはこの事をギルムに話したうえで、もう一度言った。

「やはり、この子は国王軍に入隊させた方がいいのではないかね?将来の目標もはっきりしている。前に私が言った理由で、今度は入隊を進めているのではない。

 この子の将来の目標のためには、やはり入隊の経験は大きく役立つだろうと思うのだ。それにこの子は人を思いやる力がある。これは戦争の才より何より大事だ。良き将になるとは思わないか。

 私はこの子のために力を尽くしてやりたいと思う。将来、必ずマウダを捕まえて、友達を助けられるようにしてやりたいと思わないか?」

「しかし、なぜ、あの子なのです?なぜ、ランバダがしなくてはならないのです。」

「君にしては随分感情的になっているな。その気持ちも分かる。その目標のために迫りくる困難を考えれば。だが、その困難を軽減してやるのが私達の役目ではないか。

 私は常々思っているのだ。こういう偉大な目標は、神がその志を与えているのではないかとね。」

 ギルムはレコムを見つめた。

「どういう意味です?」

「君が中央将軍という立場にいるのは、この子を手助けするために、神がその座につけたのではないかと思うのだ。」

「こんな時に神を持ち出すのですか?」

 レコムは笑った。

「君も神を信じているくせに、私を責めるな。私達はあの子が正しく真っ直ぐな道を行くように、道を示して導いてやる役目だ。誰でも慢心すれば、道を誤るからな。逆に叩かれすぎても道を踏み誤る。

 いいじゃないか、あんなに立派な目標を持っている子に出会って、私は感動しているのだ。」

 レコムに言われてギルムは考えざるを得なかった。確かにランバダの意志は固かった。公警や民警に入ると言っても、一度、国王軍に入った方が有利なのは事実だった。公警や民警はまだまだ、基盤が弱いからだ。

 それにランバダはどこへ行っても、ギルムの弟子だという事がつきまとう。その上、あの容姿である。子供の頃から可愛らしい少年であったが、今は美少年になっている。後に父のグイニスに似てきたとしても、彼もまた端正な人である。どっちに転んでも整った顔立ちだ。それだけで、いじめられたり、からかわれたりする。

 それだったらとギルムは考え方を変えた。公警や民警に入ればどんな事を命じられるか分からない。上司の横暴さが目立つ。

 それなら、国王軍に入れようと決めた。規律が厳しく、生活環境も整っている。自分の目の届く所にいれば、八大貴族にその生まれが分かられてもそう簡単に手出しはできない。国王軍の中にいた方がかえって安全だと判断したのだった。

 そこまでの事をギルムはブルエにかいつまんで説明した。大よそ、これで納得できたはずである。

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