銭湯
この時期の長湯は命に関わるので、サウナに少し入って冷水を被り、あとは外の風にあたってゆったりしている。頭の中が空っぽになり、十分か十五分の間だけ、本当に無になれる。これが、この時間を過ぎれば何も面白くない。また同じ手順を踏めば良いのだが、結局面倒になって一回で済ませてしまう。
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