妬み嫉み

 他人と比べても何にもならない

 そんなことは分かっている

 羨んでる暇があるなら

 少しでも前に進んだ方がいい

 だが

 なにしろ地味な道のりだ

 山の向こうまで到達した人が

 肩で風を切っているのを見て

 何も思わなければ嘘だ

 そんな精神ならとっくに投げ出している

 私の醜い心は ガソリンだ エンジンだ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る