第2話 理解と拒絶
一瞬時が停まった、なんとなくは判ってた話だ、浮気されて二年、子供のために耐えてきた、心から笑うことすら忘れてた日々。
わかりきってた、耐えてきたのを全て無にした「離婚」と言う結果。
頭ではいつか来ると理解してたはずだった、けど心はその結果を拒絶していた。
絞り出した答えは心とは真逆の言葉
のぶ「いつ、出ていくんだ?」
のぶ「子供は?」
違う、違う、違う!!俺は、、、俺はそんな事淡々と言いたかったんじゃない。
妙「子供は三歳未満だから法律上私の親権になります。けど浮気したのは私だから養育費は要りません。」
のぶ「面会は自由にできるん?」
妙「月一くらいなら、でも出来れば辞めて欲しい」
何で?浮気されたこっちがかなりの譲歩しなきゃならない?
この頃の俺は、、、無知で馬鹿だったから慰謝料請求して妻や浮気相手を追い詰め返すなんて考えを思いもしなかった。
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