第2話お爺さんの話

お爺さんが昔の話をしてくれました


「お前がまだ小さい時に私は冒険者だった

そして各地を転々と回っていた、そして様々な国へと旅をしてモンスター達や魔物達と戦っていた、そこで一番印象に残っているのが虹の国レイオだ、虹の国レイオはとても優しい人がいて皆いい人だった、私が旅で疲れて休んでいるときに色々と手を尽くしてくれた」


ユナ「そんな事があったんですか」

お爺さん「ああ、あったんだよ」

二人の会話は続いた


「虹の国は何処にあるんですか?」


「虹の国はこの世界の遥か北の方角にあってそれはかなり寒いところにあるぞ」


「その国に私は行って見たいです」


「そうか、行ってみるのか」


「じゃあ行く支度をしないとな」

とお爺さんに言われて沢山のポージョンを作って村人の分と自分の分を分けた後

薬草で薬をお爺さんに沢山作ってもらって自分の分ンを採って手提げカバンに入れた


そして、お爺さんはリアーム国の地図を渡した後村の皆を呼んだ


「村人の皆、私の家に住んでいたユナがこの村を出るぞ」


と言うと村人は泣いていた


「なんで出ていくんじゃ?」


ユナ「それは行きたい所があるからです」


村人「行きたい所とは?」


ユナ「虹の国レイオです」


村人「そんなに行きたいならしょうがない」


ユナ「皆さん有難うございました、お元気で」


お爺さん「帰ってくるのか?」


ユナ「分かりません」


お爺さん「そうか、元気でな」


そう言ってユナは村人と別れた


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