第51話☆ホットケーキとミルクセーキ
*ホットケーキ
小さい頃のオトンとの思い出といえば
『ホットケーキ』です
喫茶店で食べるホットケーキが大好きでした!
ですが…ひとつ不満がありました。
ナイフとフォークがテーブルに置かれるとワクワクしたものですが
いざホットケーキが運ばれたとたんにオトンが優しさからか、さっさとふわふわのホットケーキにナイフを入れて食べやすくしてくれるのです。
『あーお父さん、あいるが自分で切りたかったのに(怒)』
『ごめんごめん、そうやったな』
いつもそうなのです
オトンは女ゴコロを知らないのです
五歳でも立派なレディです(笑)
プリンセスがお城でディナーを食べるようにナイフとフォークを使いたかったのです。
数年前からホットケーキが流行して、行列が出来るお店もあるのですが、純喫茶で食べるホットケーキも美味しいものでした。
今ではそんなお店も少なくなってきましたね
皆さんのご想像通りかもしれませんが(汗)、あまのじゃくあいるさん、並ぶのはキライです(爆)
ですから、有名店の超ふわふわのやつは一度しか食べたことありません(笑)←友達に無理矢理連れて行かれた。
なんだかホットケーキ食べたくなりました。
*ミルクセーキ
小学生の頃、学校から帰ったわたしと弟は二人で留守番しながら宿題をしていました。
『姉ちゃんおやつは?』
『そうやね、おせんべいあったんちゃう?』
『えーっ!甘いもんがいい!!』
困った弟です
その頃我が家ではジューサーがブーム
ミックスジュース
バナナジュース
ミルクセーキ
イチゴジュース
などを作っては飲んでいました。
でも今日は果物がないので"ミルクセーキ"
1択です
『今日は僕が作る』
何度か二人で作ったことがあるので、弟が初めて1人で作ることに…
牛乳
砂糖
卵黄
バニラエッセンス
混ぜ合わせるだけなので簡単です
10分後
『姉ちゃん出来たよ!』
満面の笑みでミルクセーキを持ってくる弟
おやつタイムです
おせんべいとミルクセーキ
ストローを差してゴクリ
な
な
なんじゃこりゃ〰️!?
2人同時に吹き出す
ぐわっっっっっッッッΣ(´□`;)
うちのアホ弟
砂糖と間違って塩を入れてたんです(ムカッ)
あいる姉ちゃん
怒りま…………………せん
だって、弟はすでに涙ポロポロです
『ごめんなさーいヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙』
しゃーないな、姉ちゃんと作ろか?
2人で仲良くtake2
甘くて美味しいミルクセーキ完成です。
この失敗談で弟を何度もイジッております。
今では彼女にも作ってあげているらしいw
たまには、お姉ちゃんにも作っておくれ。
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