第10話 お母さん……!?
俺は高校から帰ってきた。
自分の部屋でBL小説を書いている。
コンコン、ノックが聞こえてお母さんが入って来た。
「うふふ、当たっちゃったw」
お母さんがそう言った。
「何が?」
俺は聞いた。
「じゃじゃーん! 草田なでしこと一日デート券がねwww」
俺は開いた口が塞がらない。
なぜなら、俺がそのBL小説家の草田なでしこであるからだ。
お前かよ。
お母さん、お前が俺との一日デート券を手に入れたのかよ。
というか、俺の正体がお母さんにバレたらどうしよう!?
俺は頭を抱えることになった……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます