鋼鉄人形
ランフォ・ルーザ(ドライ)
ランフォ・ルーザ(ドライ)...Ranvo_Luhsa / Drei
頭頂高:12.3m
全高:13.8m
重量:21.25t
装甲材質:カーボナード / 魔力充填型装甲による積層構造
動力源:魔力
機体
世代:第8世代
乗員:須王龍野(操縦士)
ヴァイスシルト・リリア・ヴァレンティア(砲手)
ディートリンデ・ヴォーヴェライト(ディノ)(航空機関士)
出力指数:650
概要
何故か大幅に手が加えられた「ランフォ・ルーザ(ツヴァイ)」(実は本機に対する龍野とヴァイスの愛着に加え、二人の意思を汲んだディノによる思念で改造されたシロモノ)。
ヴァイスにより、「ドライ(3)」という接尾辞が付けられた。
※「ランフォ・ルーザ(ツヴァイ)」とは……飛翔型鋼鉄人形「ランフォ・ルーザ」をドクター・ノイベルトがカスタマイズしたワンオフモデル。
カラーリングは純白。
乗員3名。それぞれに役割があるが、既に記載済みの為、ここでは割愛。
「魔力圧縮装置」を組み込まれており、飛翔速度と航続距離が上昇した。
フレームにはゼクローザス用のを改造したもの(ゼクローザスのフレームとランフォ・ルーザのフレームを合体させ、更にカーボナードで強化したもの。最早魔改造の域)を組み込んである為、格闘戦が可能。というより、格闘戦特化の調整が施された為、実体剣と盾を保有している。
加えて、靭帯や反応速度をも強化されている為、原型機であるランフォ・ルーザの面影は影も形も無くなった。
また、装甲材質の改良や、コクピットブロックの胸部への移し替えなどが行われている(これにより、胸部が大型化した)。
頭部のデザインも、兜を被った騎士の意匠となっている(余談だが、角が一本だった「ランフォ・ルーザ(ツヴァイ)」に対し、本機は角が三本に増えている)。
なお、兜(額部分)には赤色の宝石が埋め込まれている。
そして背中に搭載されたスティック状の「飛翔翼発生装置」が地面と平行な向きになると、魔力による翼が形成される。
ゼクローザス用、及びランフォ・ルーザ用の霊力蓄積型反応炉を改良したものを搭載している。改良の結果、魔力蓄積量はゼクローザスの1.5倍。それが2基搭載されている。
が、搭乗者の特性上、「必要無し」とさえ思える装備と化した。
※龍野、ヴァイス、ディノの三名は、魔力あるいは霊力の最大保有量が膨大な為。
動力源となる魔力は、パイロットの魔力量に依存する。
ただし、最低15回のテレポートを保障されている。
視界は外部カメラ(ツインアイスタイル)による「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。
「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。
「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。
上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。
なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。
表面には、純銀による厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。
機体のところどころに発光部位があり、水色の光を放射している。
またコクピットブロックには、高高度での運用を想定した酸素供給装置を搭載している。
限界高度は30,000m程度。
主兵装は実体剣と額部分(兜の赤い宝石)からのビーム。
なお、携行火器の装備は可能。
しかし、龍野のスタイルにより、基本は携行されない(装備だけで言えば、某駆逐用鋼鉄人形と似たスタイル。余計な装備は最小限にとどめている)。
武装・装備
(標準装備)
●実剣×1
全長9mの実体剣。
通常の斬撃は勿論だが、最大の特徴はビームを発射出来る事。
●盾×1
全高9m、全幅3.5mのひし形の盾。地面に近い側が長くなっている。
縁は鋭くなっているため、その気になれば刺突で敵機を貫通可能。また、本装備からもビームを発射可能である。
●障壁
機体全体を包み込むように発生する、霊力の障壁。
ランフォ・ルーザ(ドライ)には「霊力を纏わせて防御力を底上げする」という機能が付いているが、乗員防衛の目的で追加された機能。
あらゆる距離の攻撃を無効化するが、霊力か耐久度が限界を迎えると使用不可になる。
しかし龍野とヴァイス、そしてディノの魔力と霊力(三人の合計)は膨大であるため、そう簡単には突破不可能である。
●25㎜機関砲×2(弾数450発×2、弾種
戦闘機"F-35A"に搭載されている機関砲。
胸部の内蔵兵器。
牽制や不意討ちに用いる。
魔術で威力を強化されている為、同サイズのロボットが保有する装甲であれば、簡単に貫通可能。
なお、この兵装を取り付ける為に、ランフォ・ルーザに存在した胸部コンテナをオミットした為、爆弾は搭載不可となった。
●ビームカノン×1
兜(額部分)に搭載した赤色の宝石から発射する、魔力のビーム。
威力と発射回数、発射速度は
●飛翔翼発生装置×1
背中に搭載した飛翔装置。
使用時には背面にあるスティックが地面と平行な向きになる。そして魔力による翼を展開し、魔力を放出して推進する(加えて、魔法陣を展開する)。
ドクター・ノイベルトによる「魔力圧縮装置」によって飛翔速度と航続距離が上昇した。
飛翔速度はマッハ2.75(3,366km/時)、航続距離はおよそ10,500kmを最低ラインとした(“最低ライン”と表記した以上、最低でもこの性能は発揮可能である)。
●魔力圧縮装置×2
内蔵機関。
魔力を一度溜め込み、後続の魔力に混ぜて消費する。一時的ではあるが、霊力蓄積型反応炉と同様の効果を有している。
魔力の限界までの猶予を延長し、また魔力の効率を上昇させた装置。
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