【第一部完結済み】敗者の街 ※改訂版

登場人物紹介その3

ロバート

頑張れ主人公。

見たものを「気のせいだ」と思い込むことに慣れてしまっている。神経は敏感だが図太い性格。

好きな音楽はポップ・ミュージック。あまりこだわりはなく、好きなメロディならだいたい聴く。

ロデリック

街の外で精神削りつつ頑張っている。

対人恐怖症気味で臆病なのには、過去の出来事が関係しているらしい。

好きな音楽はクラシック。激しいギターなどの音があまり好きではない。

レヴィ

過去に色々あって、恨みつらみが凄まじい。

かつて、呪詛だけで人を殺せるほどの憎しみを抱いたようだが……。

好きな音楽はオペラやミュージカルなど歌劇調の曲だが、メタルも時折聴く。ストレス発散になるらしい。

レニー

含みのある喋り方で道を指し示す幽霊。

見た目は子供、頭脳はオッサン。

好きな音楽はフォーク・ロックやダンス・ミュージック。アップテンポなほうが好き。

レオナルド

ちょっとした負の感情なら余裕で弾き返せるたくましさを持つ。

生き延びるためなら路上で寝れるし雑草も食べられる。

音楽はあまり聴かないが、ラテン・ミュージックは聞き心地がいいとのこと。

コルネリス

過去、盛大にやらかしていた警官。正義の暴走が引き起こした悲劇に、彼は向き合えるのか。

好きな音楽はピンと来ないが、エレクトロミュージックは結構好み。

エルダ

謎の多い「赤毛の娼婦」。本来は金髪らしいが……

過去の自分を否定し、別人として存在することを望んでいる。謎めいた女性。

ゴスペルやジャズに対し、少し思うところがある。

ローランド

正気を取り戻しつつある。

実はにこやかに笑っている時ほど激怒しているらしい。

弟思いなのは間違いない。

好きな曲調なら何でも聴くが、ザ・ローリングストーンズやザ・ビートルズを「アメリカのバンド？」と聞かれたら機嫌を損ねる（カミーユがやらかした）。

ローザ

ロデリックの姉。ロバートは彼女を故人だと思っていたが、本人はいたって元気にビジネス中。

亡き夫のことは少なからず想っているようで……？

ハードロックやデスメタルが好き。

カミーユ

案外過去が重たかったが本人は前向きポジティブ妄想癖で日々楽しそう。

オートアサシノフィリア(他者からの殺害行為に性的興奮を得る特殊性癖)で、さらにそこからの派生でドM。

音楽にはあまり興味がない。作業用BGMにラジオを流すことがあるので、聞き覚えがある曲は多い。

ノエル

「Sang」、もといカミーユと愉快な仲間たちの1人。性自認は女性。

生前はパッとしないデザイナーであり、代行殺人の魔力に取り憑かれた殺人鬼でもあった。潔癖症かつヒエロフィリア(神聖なものに興奮する性的嗜好)。

讃美歌を恋愛ソングのように思っている節がある。

紗和

カミーユと愉快な仲間たちのブレーン(自称)。本人いわく、カミーユの前頭葉あたりに住んでいる。

生前は肉体にコンプレックスを持つ小説家であり、骨董品店にいた『Mon ami』と心を通わせた。

シャンソンやサウダージなど、民謡が好き。盆踊りも好き。

『我が友』

本来の名前は『Mon ami』(フランス語で『我が友』)。

1800年代にとある芸術家によって作られた木彫りの人形。

造り手である、セルジュ・グリューベル作の童謡が好き

ブライアン

精神崩壊したカミーユの弟。

特定の空間でしか自我を保てない。

言語能力に長けていて、様々な言語を使いこなしている。

能楽や浄瑠璃が好き。日本では義太夫節が今でも人気だと誤解している。

グリゴリー

カミーユの友人。自堕落な医者。

自分が190cm超えの厳つい顔面であることを気にしている。

子供と美男子が嫌い。

「歌ったら絶対デスボ出せるでしょ」とか言われるのが嫌。

庵

グリゴリーの医院に保護されている少女。霊感体質らしい。

この空間で平然と、アイドルを見るようにイケメンにミーハーを発動する。ある意味ではメンタルが最強。

ジャ〇ーズが好き。主にキスマ〇とかそういう系統。

アドルフ

ワイルドな外見に似合わず、事なかれ主義でヘタレ。

コルネリスやレヴィの件に関しては自責の念を抱いている。

にぎやかな曲よりは静かな曲のほうが好き。

ロナルド

ロジャーになりたがっているらしい。

ロバートの記憶に罠を仕込んだり、ローランドに揺さぶりをかけたり、怪しい行動が目立つ。

ジャズやクラシックが好きだと人前では語るが、実際のところそんなに興味はない。

サーラ

コルネリスのことは何だかんだ心配しているが、恋愛対象ではないらしい。

イタリアン・ポップスが好き。エレクトロ・ミュージックも好きで、コルネリスと話が合った。