2話 ハンバーガーショップにて。

ある日いつものようにハンバーガーショップに並んでいた。


そこは特別美味しいわけではない、早くて安いファストフード店。


お昼なので人が並んでいた。


並んでいると自分の前の子に並ばせていたのか何人かの人が割り込んできた。


それでも怒る事はなく並び続けた。


そして、その人たちの後に注文をした。


その子たちのはすぐに出てきたが僕のは全く出てこなかった。


後ろに並んでいる人よりも遅かった。


いろいろな事が重なって次第にイライラし始めた。


やっと商品を受け取る事ができて、席に着くと近くに彼らがいた。


彼らは冷めてたねと文句を言っていた。


そんな彼らの愚痴を聞きながら食べるハンバーガーは熱々だった。

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