3/9 舌の根も乾かぬうちに参加してんじゃねぇか。

 すみません。

 読み専でいくって言ったのに……KAC2020普通に参加してしまいました……


 結局、全然読めてないし。

 言った事をいきなり変えるって信頼失うよ……?

 ハイすみませんでしたッ!!


 いや、頑張れって背中を押されてさ……千尋せんじんの谷へ突き落されて、笑顔で手を差し伸べられたらさ。

 やってやろうじゃんって気持ちになるじゃん?

 ほら、私、ドMだから(※気質が


 でも、皆勤賞はやめました。

 第4回のお題はスルーです。

 確かに300円欲しいけど、それをバックとした時に使うコストに似合わないんだよね。


 私、臨時休校の対応で仕事が火の車なんだよ。

 いつもにも増して神経すり減らしてるんだよ。

 一年分ぐらいこの一週間で喋り倒したぐらいだよ。

 ユーザーサポートして喋っている間は、当然自分のやらなければならない他の開発なんぞ手が出せないからさ。仕事が段々ぎゅぎゅうに詰まってきたんだよ。


 しかもさ。

 36時間でお題クリアって……無理だよ。期限短いよカクヨムさん……

 締め切り伸ばしてくれるならいざ知らず。短くするってどういう魂胆だいカクヨムさん。


 今回のこのKAC2020については、正直編集部さんの考えが分からない。


 確かに前回はとても大盛況だった。

 10個のお題を連続連夜だったにも関わらず、400名以上の人が皆勤賞をGETした。

 こんな短時間で考えたのかっていうぐらい質の良いものもあったしさ。


 だから読むのもとても楽しかった。締め切りまで48時間あったから他の人の作品を何作か読む余裕もあったしさ。


 でも。

 今回はどうだい?


 私のように、臨時休校対応という事故とぶつかったのは、これは仕方がない。

 タイミングが本当に悪かっただけだ。

 でも、そのおかげで、その影響を受けて忙しくなる大人たちの参加者は減ったかもしれないが、代りに若い才能が沢山出てきてくれた。

 これは素晴らしい。

 でもこれ、完全に偶然であり、想定してた事ではなかったハズだ。


 36時間という短い締め切りにした理由はなんだったのだろうか?

 一週間で祭りを終わりにしたかったからか?


 確かに。

 前回はほぼ一カ月続いた。なので体力的にかなりキツかった。

 でもこれは、回数を減らせばいいだけの話だ。

 今回のように単純に五回にすれば半月で終わったハズ。

 何故締め切りまでの時間を短くしたのか。


 締め切りを短くする事によって、「速筆」のウデを見たかったのか?

 確かに。

 今回は前回かなった「速筆賞」がある。

 でもこれさ。

「お題が出てからそのお題をクリアする内容を早く考えて早く書いて投稿する」

 本当に速筆な人を見つけたいとしても、無理なんだよ。


 何本か書いておきつつ非公開でストックしてある人が、KAC2020のお題が出た瞬間お題をクリアしそうな作品にタグ付けして公開すれば、それで規定クリアしちゃうから。


 もしかしたら、そういう短編をストックできるような作家を見つけたいのなら大正解だ。

 でも、それは「速筆」とは少し違うよね。

 前回も、先にお題を予想して書いておいて、お題が公開になったら即投稿する、という事をやっていた人たちがいる。

 それはそれで凄いんだけども。

 うーん。編集部が本当はどんな作家を見つけたかったのか、どう盛り上げたかったのか分からない……


 あと。

 ロイヤルティプログラムに参加してないとダメっていうのがね。

 賞金がリワードになったからだとは思うんだけど……それだけなら、賞金は下げないでおくれよ……

 前回は賞金三万円だったのに、今回は一万円だよ。何故減らした。残り予算をオーバーしてしまったのか?

 まぁ、それはお金の都合だろう。仕方なし。


 今回も「読者賞」があるので、作者の人たちが色々な人の作品を読みに行く事によって、作家の交友関係の輪が広がった気がする。

 私も、今まで全然知らなかった作家さんの作品とか読みに行ったりしたし。

 でも……なんだろう。

 締め切りが短くなってしまったからか、読まれる量も前回に比べて減った気がするよ。

 いや、私の交友関係の狭さのせいだとか言われたらぐぅの音も出ないんだけどさ。


 それでも

「読んで欲しいから、まずは他人の作品を読む」

 っていう事が、とても沢山行われていたと思うよ。

 でも、今回はその時間が本当にないんだよ。

 たった12時間短くなった。

 されど12時間。

 大人の12時間は貴重だよ?

 確かに睡眠時間を削らざるを得なかったのはキツかった。

 でも、削った甲斐はあったよ。

 沢山の面白い作品に出会えたからね。


 今回のは……まあそんな数は沢山読んではいないんだけど。

 ちらほら読ませていただいた感想は……

「荒い」

 んだよね。

 私の好きな「そうきたかっ!!」があんまりなかったんだよ。

 考える時間が短いせいか、そのまんまな作品が多くてさ。

 しかも、うまくオチてない作品もあって……うーん……これは好みの問題か。


 でもなぁ……


 締め切りをクリアする事がメインとなり、

「読者」を想定して書いてる人がどれほどいたのだろうかって、思ってしまうんだよ。

 ちなみに私の場合、現在三作品書いたけど、読者を意識できたのは最初の一作品だけ。

 あとはやっつけに近いよ。


 カクヨムさんが求めていたのは、本当にこの結果だったのだろうか?


 前回よりは参加人数少ないとはいえ、300名以上の方がきっと皆勤するだろう。

 多分、作品数もトータルで2000は軽く超えていると思う。

 何もしていない頃に比べたら、各段に賑わっていると思う。


 でも……うーん。

 どうなんだろう。


 カクヨム生誕祭り2020で一番の疑問は

「カクヨムユーザー賞2019」

 これ。やる意味ある?

 やる前から私、たぶんラブコメと異世界の一騎打ちだと思ってたよ。

 だって、エッセイや詩がトップとれると本当に思ってやってた?


 しかも、謳い文句が

「カクヨムユーザーが決める、2019年のカクヨム作品はこれだ!」

 なんだけどさ。


 え?


 読めって?


 私、これノミネートされた作品の中で読んだ事あるの二作品だけなんだけど。

 面白いかどうか決めるには、全部読まなきゃダメじゃね? そんな時間ないけど。好きじゃなさそうな作品もあるしさ。

 それとも、読んだ作品だけで選べばいいの?


 そしたらさ。

 そんな無駄な事させずにさ。

 データベースからデータひっぱって集計すれば終わりじゃね?

 第一。

 今回の作品で分かるのは、一番面白い作品じゃなくて

「カクヨムユーザーの中で投票する意思がある人が、この先に選ばれた作品の中で、どれが一番だけじゃん」

 めっちゃバイアスかかってるし、一番面白い作品じゃないよね。


 私、実はこういう茶番嫌いなんだ。(珍しく言い切る)

 なんでかっていうと。

 派遣先の仕事でお客様の商品等に投票させられたり、

 ちょびっとだけライターの仕事をした時に、行った事も見た事もないお店や場所や商品の紹介文とかを、さも「素晴らしかったよ」ってテイで書いたりしていたから。

 辟易としてるんだ。

 だから私は口コミとかも信じない。


 そうじゃなくてさ。

「自分が2019年公開の作品で面白いと思った作品はこの三つ!」

 の方がよくね?


 そうしたら、常に上位ばっかりに表示されていたり、書籍化されたから有名な作品んじゃなくてもさ。

「あ、こんな作品あったんだ!」

 って、実は埋もれていた作品とかさ、他の人の目に触れるようになるかもしれないじゃん。


 まぁ、まだ始まったばかりだから、手探りなのは仕方ない。


 でも。

 意図をはかりかねる事ばっかりだった。


 ……いや?

 そもそも意図をはかる必要も本来ないのかな。

 職業病だな……


 まぁいいや。

 今日の23:59に、KAC2020の五個目のお題「どんでん返し」が締め切りになる。

 まだ全然考えてないけど、最後ぐらいはやろうかな。


 はてさて。

 このお祭り、結果はどうなる事やら……


 終わって時間がとれるようになったら、作品沢山読もうっと。

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