第44話 愛情と言う幸せと
美しく、優しい姿と、想い出と、記憶を
遺した侭、消えて逝ってしまった
愛しい人の魂は、面影は
一生穢れなく、美しく
限りない愛情と優しさに満ちて
あなた、の心に永遠に残るでしょう。
そして、それは永遠に失われた物で有るが故に
誰にも、何物にも穢される事も無く
その人が、亡霊になって、あなたに、手を上げて
襲いかかる事も無く
あなたの、人生を、
一生、美しい侭の、愛情と限りない優しさで
包み、支えてくれるでしょう。
死ぬまでずっと、傍で呼吸をしていてくれていても
それが、地獄の様な、悪夢と自由を奪う鎖にも
苦しみや、痛み、鞭になる事。
それならば、いっそ
私は、もうきっと手遅れだけれども
誰かの中で、美しい幻影の侭
儚く、死んでしまいたい。
幸せと、不幸せの定義など
実は、一番、分かりにくくて
分かりにくい物ほど
地獄のように辛くて
残酷だと。
貴女に、貴方に、世間に、世界と言う物に
教わってしまったから。
破裂しそうな心臓を抱えながら
書いている。
あなたの歌が、声が、いつかの歌が、声が
奇跡的に
寄り添ってくれる。
歓び。
ありがとう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。