草原の牛

【夢をみました】


・・・

私は船に乗っている。

良い天気、青い空、青い海、波は静か。

瀬戸内海ということで、島の間を縫うように船は進む。


“ 瀬戸大橋 ” が見えてきた。赤いペンキが塗られている小さな橋だ。

船が橋をくぐる瞬間、海は陸地に変わった。

海も橋も一瞬で、あたり一面は草原。


・・・

私は牛を飼っている。

薄茶色の、小さめの、大切な牛。

牛の背に乗ると、急にスピードを上げて走る。

びっくりして「止まれ!」と言うと、急ブレーキでピタッと止まったので、牛の顔から滑り落ちて、地面に転がった。

牛は近づいてきて、とてもかわいい目をして私を見つめた。


草を食べさせるために手綱をひいて草原の端の方に来た。

その向こうはどうなっているのかわからない。


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