第77話 余計なことはするな
ごきげんいかがですか?
令和を迎えて、落ち着いたように見えた世の中も長くは続きませんでしたね。もちろん、わたくしも含めてですがね。こればっかりはどうしようもないみたいなので。ああ、困りましたよ。
世界に目を向けてみれば、トランプのジジイの電撃的な板門店越えですか。これが次の大統領選挙のための人気取り以外になんの意味もなく、選挙に勝つためには金正恩すら道具に使うというジジイの『何でもかんでも作戦』が遺憾無く発揮されていて面白すぎますね。金正恩がいいように使われているのをみて、彼を初めて「かわいそう」と思ってしまいました。彼だって、いい親、いい先生、いい仲間にさえ恵まれていれば、『裸の王様』でいなくてもすんだでしょうに。トランプはただのショーマン、コメディアンにすぎません。日本にも、かつて大阪府知事が横山ノック、東京都知事が青島幸男(放送作家からマルチタレント・主にコメディーね『いじわるばあさん』ですから)というお笑い両巨頭が揃った時期がありましたよね。その結果どうなりましたか! ああ、忘れちゃいました……ボケたなあ。
さて、吉本興業を中心としたタレントによる『闇営業事件』というのですか? 少なくとも、宮迫博之はもう、芸能界追放でいいでしょうね。例の『オフホワイト』事件との合わせ技一本です。カラテカ・入江もねえ、要は彼はお笑いではなくて、ビジネスというか、金儲けがしたかっただけでしょう? それとも相方、矢部太郎の才能に対する嫉妬ですか? まあいい。とにかくビジネス方面、そっちへ行けばいい。お笑いの名刺でビジネスをするな! 芸能界から消えろ!
後のメンバーを見ていると、天津・木村とか、くまだまさし、ムーディー勝山など「仕事に困っていたんだろうな」となんとなく同情を禁じ得ないほどに全然売れていないタレントが多くてものすごく哀れです。ガリットチュウ・福島など、やっと売れて来たのにねえ……好事魔多しとはこのことだと、次の三省堂明解国語辞書の文例に使ってあげて欲しいです。
しかし、芸能と闇組織と言うのですか、ああいったものとが手を切れるはずないではないですか。だいたい、興業というのは地元の手配師が仕切るものでしょう? 儲けが出なくては興業をする意味がないのですから。チケットを売るために強引なことをせざるを得ません。そうすると、やくざをはじめとする、いわゆる土地の顔役が出て来て、チケットを水商売の人などに売りつけるのですよ。お笑いではなくとも相撲の巡業だって、歌舞伎だって、芝居だって、プロ野球の地方ゲームだってなんだってそうです。そういう闇組織と手を切るのは事実上難しいのです。美空ひばりさんにだって山口組の田岡組長が後ろについていたんでしょ?(要出典・ご自分で調べてください。これはあくまでも個人の意見です)
吉本興業なんて会社は特に怪しいですよ。いわゆる『MANZAIブーム』社会に認知されましたけど、その前は怪しいものです。今回はトカゲの尻尾切りをしていますけれど、根本をたどれば会社ぐるみで、闇組織と関係していた可能性だってありますよ。吉本のタレントが消えてしまうといまのテレビは成り立ちませんから、これ以上は、誰も追求しないでしょうがね。
東京の大手芸能プロダクションだってかなり怪しいものですよ。バーニング!
ああ、表題は品川祐が余計なことを言っていたので「黙ってろ! 二流タレント」と言いたかっただけです。品川は芸を磨けと誰か言う。僕もあたしも人間だよね よしを。
これ以上の結論は怖くて書けません。
では。
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