第36話 挟まる…

 クロさん

 丸いクッションの上で腹を出して眠る。

 真っ黒だから遠目には表も裏もない。

 巨大な『まっくろくろすけ』である。


 昼間のチョビさん、最近はソファの裏で寝ている。

 涼しいかは解らない…

 僕が帰るとエアコンを付けるので、3人掛けのソファの境目に身体を潜り込ませるにように眠る。

 落ち着くのか?

 暑くはないのか?


 たまにクロさんに踏まれていたりする。

 わざとかクロさん。


 夏バテは人だけではない。

 猫も夏はツライらしい。


『桜雪!! パタパタ団扇で扇いでして!!』


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る