2人目 『一限目から帰りたい』

帰りたい

あー帰りたい 帰りたい



今日は大学の授業、なんと『一限』がある日だ

おいおいおい・・・

マジかってんだよ・・・

しかもここを見てくれって『一限必修』だってよ犯罪じゃね?



実家通いだからここまで来るのに2時間少々かかる通学路

しかもルートは乗車率200%超えそうな感じの通勤列車

しかもその一限の教師はクソつまんない講義しかしねぇ



――― 気が狂いそうだぜコラぁ



おいおいとなりの岸田とか居眠りしちゃったよ

この教師クソ授業しか出来ないクセに寝てるやつにはやたらと厳しい

これ実は矛盾してますからね?

生徒意見としては『何でこんなにつまんねー講義やっちゃってくれてんですか~?』一答ですよ?

そんな生徒に対して起きろって・・・




そんなに弁護士呼んで欲しいのかよ


『次は法廷で会おうぜ』りてーのかよ




とにもかくにも早く終われと願う俺氏


・・・あれ?もうすぐで授業おわりの鐘がなるッ・・・!!!!


俺氏急いで机上の教科書類を秒でしまい、手提げのなんか持つトコロを持って右肩に担ぎ

出口付近でクラウチングスタートかますぜベイベー


するとクソ教師




『あーこれで今日の内容は終わりです。今日の内容はしっかりと復習しておくように。』



そんな誰も聞いてないテンプレ台詞吐いてんじゃねーよ

早く俺はベッドにダイブインッッ!!!!してーんだ!!!




『えーでは先週の復習分ですが、先週分の内容をまとめたテストを、次の2限で行います。』





・・・



・・・忘れてた


この日、2限があったんだった・・・・・


あぁ・・・あえて言おう





『WHAT A F●CKッッ!!!!!?????』


(いや『早く帰らせろ』じゃねーんかい)


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