第40話 冒険者への道

  マジカドヤに向かうとまだ来てないみたいなので、先にお店に入り注文をする。


 「いらっしゃいませ。2名様ですか?」


 「後から5人来る予定だ。」


 「それでしたらこちらのお席にどうぞ」


 マジカドヤは安い、上手い、早いの3拍子揃った庶民の味方のようなお店である。


 「お任せ二つを頼む。」


 「かしこまりました。」


 注文をして、暫くするとスノードロップが来た。


 「おはようございます。リーリンさん、クウヤ君、待たせてすいません。」


 「私たちも今きたばかりだからきにする必要はない」


 「こちらがパーティースノードロップの他のメンバーになります。」


 「おはようございます。スノードロップの槍使いEランク冒険者ダーツです。」


 「おはようございます。スノードロップの剣使いEランク冒険者ツバイです。」


 「おはようございます。スノードロップの魔法使いEランク冒険者イリーです。」


 「おはようございます。スノードロップの見習いのGランク冒険者リンスです。」


 「おはよう。Dランク冒険者のリーリンだ。」


 「おはようございます。クウヤです。よろしくお願いします。」


 「店員さん、追加でお任せを5個頼む。」


 「かしこまりました。」


 簡単な自己紹介をすませた後に、追加注文をする。


 「改めて、依頼内容を説明する。商業都市ルーベル経由の鍛冶の街ザンザが目的地なのだが、その時に出てきた魔物の討伐部位・魔石はそちらが、それ以外はこちらが貰う。貴重な素材に関しては、討伐した人の物。移動は馬車で向かう。何か異論は?」


 「特にありません。」


 「お待たせしました。お任せ七人分になります。」


 依頼の細かい内容の確認が終わるとタイミング良く、料理が運ばれてきたため一旦食事をとる。


 「スノードロップは冒険者をしてどれぐらいたつ?」


 「リンス意外は二年を過ぎた頃で、リンスは一ヶ月前に登録したばかりです。」


 「それなら剥ぎ取りとかは出来るのか?」


 「お恥ずかしいながら、ゴブリンとコボルトとウサギぐらいしかしたことがありません。知識だけならオークや狼などといったメジャーなのは知ってますが」


 食事をしながらリーリンがいろいろと質問する、リーダーのグランダが代表して答える。いくつか質問のやりとりが終え、食事も終わったところで出発する。


 


 






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