まさか勇者が可愛すぎて倒せないっていうんですか? 著:真代屋秀晃 出版:電撃文庫

【あらすじ】


 勇者を抹殺せよと命令を受けた魔王の幹部である主人公が、覚醒前で勇者としての自覚も記憶も欠落しているヒロインに淡い恋心を抱いてしまい、使命をまっとうしようとしたができなかったお話。


2019/04/11-26? 読了


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【感想】 ※おまけ


 少々キャラクター数が多いが、それぞれが明確に物語へ絡んでおり、しかもオビに書かれているとおり『勘違い』をしているため、どたばたラブコメが成立している。


 散らかっている感は否めないが、はっきり言えば面白い。

 なぜなら、やりたいこと、言いたいことが作中ではっきりと行われているから。


 何がやりたいのかわからない迷走作が多いなかで、これだけはっきりとしている作品は珍しいため、読む機会があれば流し読みしてみるのもよいと思われる。


 傑作ではないが、良作だと判断する。

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