第13話 2人目の召喚先生は、成績に悩む男子中学生
次の日も、召喚を行う。
毎日召喚するのも、問題かもしれないが、毎日の積み重ねも重要だと考えた私は、3人連続2日開けて、また3人連続というので王子さまの了解を得た。
もちろん、王さまにも許可を得ている。
召喚にかかる力量は、自らの力を使わずに、王城に蓄えられた溢れんばかりの力量を使用するから、問題ない。
どれだけ使っても、使い切れないほどあるから召喚も送還も問題ない。
2人目の召喚されてきた者は、男の子というには、王子さまよりも年齢がやや高そうな男子だった。
召喚の間に現れたときも、何かを悩んでいるらしいので、王子さまに合わせる前に、その悩みを聞くことになった。
「私は、宮廷魔導師リックと言います。あなたの名前と何を悩んでいるか、教えてくれませんか?」
「はい。私は、
「何か悩んでいる様子ですね。もしかしたら、お役に立つことができるかもしれないので、問題がなければ話してくれませんか?」
そういうと、鈴田君はこちらを見て
「来年2月に高校受験があるのに、効率の良い勉強法が分からなくて。1学期が明日から始まるのに、不安でいっぱいで」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます