第20話【緊張を解す手段……男ver】
謎の生物に船を支配された。
一刻も早く脱出しなければ命はない。
――――〝目の前には唯一の脱出口〟……しかし、水で満たされている。
死体漂う暗所の中、息継ぎなしで30Mを泳がなければならない。
勇敢な男A『ふぅふぅ……俺なら出来る。俺なら……ピープルでやってきた事を思い出せ……!!』
Aは飛び込んだ……救命胴衣を身に付けて。
俺TEEEEの男B『素潜りなんて楽勝だろ?だって俺、〝神の加護〟あるし』
Bは神の加護の効果虚しく、足が釣って溺れました
助かりそうで助からない無謀な男C『特殊部隊にいた頃を思い出すぜ!』
Cは筋肉質なのでダイナミック飛び込みをしたが、速攻で沈みました。
勇敢にも挑む男D『後方は任せろ。俺が何とかする!!なぁに、大丈夫さ。後から追い付くからよ』
Dはポケットに入ってた爪切りを持って扉外へ出た。
鈍感で心配性な男E『みっみずは嫌だよぉぉ!手のひらに薔薇と書けと教わったんだ……え~っと、ば……ばっ……』
最後まで飛び込まなかったEは、後方からやってきた化物の餌食となった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます