強く光る三日月

暗い晩の夜に隠れた月が寂しげに雲を照らす


雲の波を待って顔出した月夜


薄く光り 誰かの帰る胸の奥 止まった呼吸


君の名を呼ぶ 私の声


気が付けば 泣き叫ぶ


大海原を越えて行け 鎮魂の叫び


あなたと見た夜空は素敵でしょうね


帰らぬ人よ 去りしものよ


当たり前のように帰って行った

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