第69話 悪魔召喚

『悪魔』を『召喚法』で呼び出し使役する、または契約する。

 うん…1回落ち着こう。

 まず『悪魔』って誰だ?

 そして『召喚法』って何だ?

 オカルトwパンチだ。


 2倍嘘くせぇ…


 妖しさで妖しさをコーティングしてやがる。

 韓国の唐辛子の茎に練り唐辛子を付けて食べるという味覚崩壊だ。

 ちなみに…味覚に『辛い』は無い。

『甘い』『しょっぱい』『酸っぱい』『苦い』『ウマい』である。

『辛い』は身体の拒絶反応だ。

 命の危機を知らせる機能らしいよ。

 脳内麻薬がクセになった人が辛さを求めるということらしい。

 ……悪魔召喚も同じだ。


 なんか、存在しない者を存在させるために考えられた儀式。

 辛いに辛いを重ねた結果、危機の向こう側へ到達したわけだ。


 魔方陣、生贄、呪文…etc

 召喚に成功するわけがねぇ。

 存在しない者を呼び出そうったって…。


 悪魔の証明ってやつだ。

 昔は幻覚作用のある野草、麻薬を使っていたわけだが…今やVRである。

 そうVRなら悪魔召喚など容易いのだ。


 時代と共に悪魔も変化していく…より身近になった悪魔召喚。

 現実と想像の橋渡しは化学というオチ…。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る