第32話 シーサーペント

 海の蛇…海蛇?


 昔から目撃例も多く、中世から多くの記述が残されている。

 海図に描かれる蛇のような怪物がソレである。


 特徴をまとめると

 たてがみのような毛が生えた蛇…リュウグウノツカイである。

 潮を吹く…クジラである。

 ワニのような姿…クジラ・サメである。

 上下にくねる姿…蜃気楼である。

 馬のような姿…タツノオトシゴである。


 未知の生物を目撃すれば化け物と思うのである。

 そして知識の中で処理しようとすると『リヴァイアサン』になったりする。


 また有名な写真で、黒い巨大なオタマジャクシのようなものが有名だが、残念ながら拡大すると、小魚の群れであったらしい。

 個人的にはメガマウスとかであってほしかった。

 イワシだそうだ…魚に弱いで鰯…残念である。


 近年、有名な動画で『ラーガルフリョゥト・ワーム』がアイスランドで撮影されたと話題になった。

 これがまた、蛇のように泳ぐ姿が気持ち悪いのだ。


 こちらも残念ながら、網が何かに引っかかって川の流れが特殊なようで、クネクネと揺らいでいただけ…なんだそうだ。

 氷の湖で泳いでいるように見えるが、よくみると、まったく進んでいない。

 爬虫類ならば、氷の湖で泳ぐことがない、そもそも生息そのものが難しい地であるとのこと。

 昔からワーム状の巨大生物伝説はあるのだが、メタンが溜まっている湖で、噴出する際、湖面の変化を目撃したのでは?とのことだ。

 これを裏付けるかのように毒ガスを吐くとか…もうメタンじゃん…上げ足を盗られたじゃん。


 レイクモンスターの中でも、地形条件が裏付で完全否定された例である。

「はい論破」

 みたいな…。


 海、湖で目撃される大海蛇、海には未知の生物が未だに発見されている。

 シーラカンスの例もある。


 案外、新種、古生物、可能性は捨てきれない。

 というか…いてほしいと思っています。

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