「月刊7チャレンジ」をするに至った経緯
椎名富比路@ツクールゲーム原案コン大賞
同題異話
まずは、夢月七海様の自主企画・『同題異話』に感謝を。
「同じタイトル縛りで、まったく違う作品を書く」
という企画です。
なんか面白そうだな、という気持ちで参加し、頭を振り絞ってネタをひねり出したのを覚えています。
また、人がやってない書き方をする、といった自分だけの縛りみたいなことも試したり。
他の方の作品を読ませていただく機会ができ、非常に勉強になりました。
「毎月変更になるタイトルに遭わせて、作品を繋げる」
といった、器用な方もいました。
同題異話に参加した作品で、賞を取る方もいました。
ボクも、カクヨム運営公式様から、レビューをいただいたことがあります。
『火花を刹那散らせ』という作品です。
以前、大阪府堺市の刃物屋さんへ取材に行ったときを思い出し、書いた作品です。
同題異話がなければ、思いつかなかったかも知れません。
明らかに、ボクの目指す「ライトノベル」とは逸脱していましたから。
ですが、書かずにはいられなかった。
内から湧き出てくる衝動は、今でも忘れられません。
「物語が生まれたがっている!」
と、当時はビリビリと伝わってきました。
最近、小説講座の講師が、
「歳を取るとね、年相応のモノを書くようになるよね」
とこぼしていらっしゃいました。
ボクも、その領域に入った気がします。
ライトノベルを書く頭ではなくなった可能性も。
それでも、目指しています。
この企画がなかったら、ボクはおそらくカクヨムに投稿しなくなっていたかも知れない。
「人ともっと交流しよう」なんて、考えもしなかったでしょう。
自主企画「同題異話」は、惜しまれつつも終わりを迎えました。
現在は、他の方が引き継いでおられます。
「他人からもっと刺激を受けたい」
と思いつつ、モヤモヤとした日々。
ふと、こう思ったのです。
「与えられるだけで満足していていいのか」
と。
そこで、
「自分でも企画してみよう!」
と、考えたのです。
企画者としてはつたなく、ご迷惑をおかけするかも知れません。
よろしくです。
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