妬んでなんていないさ。

ただほんの少し眩しかっただけ。

顔をしかめたのはそれが理由さ。

本当だよ。

いややっぱり嘘かもしれないな。

正直になりたいって言ってみるけど、それすらも嘘でしかないから、自分で自分がわからなくなった。

こんな文章を書くのもきっと僕が嘘つきだからだ。

思ってもないことばかりつらつら述べて、さも不幸そうな顔をして。

反省なんてしてません。

謙虚になんてなれません。

それでも人の目は怖いですから、こうして口角上げてもう、犬みてえなツラするのです。

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