燃えカス
燃焼しきった燃えカス。
原型は最早推測するしかないが、悪夢の中で消失せずに残り、燻っている。
派閥の長を失った灰の教徒は菌糸の抵抗など聞かされていなかっただろう。
功を急いた次子アントラセンの指示の元、
灰の教徒達は決して易くない代償を払う羽目になった。
尤も、彼らは信条を理由に人道から外れた獣である。
妥当な支払いであり、同情には値しない。
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