降格と言われた翌日の話

課長１：人事部長に話したいことがあります

人事部長：何だね？

課長１：“あの件”で、降格されるというのは…、いえ何でもないです

人事部長：ないよ

課長１：は？

人事部長：むしろ、よく耐えた。ボーナス査定は期待していいぞ

課長１：話が見えないのですが

人事部長：あの部長、昇格時には必ず行う試験のようなものだ。ああ、この件は他言無用だから、注意しろ

課長１：そ、そうですか。結局、“あの件”とは、何でしょうか

人事部長：“宴会”だ

課長１：宴会？？？

人事部長：“あの件”で、君を試した

課長１：はぁ～～～、心臓に悪い

人事部長：迷惑料も含めてボーナス査定になる。これからも頼んだぞ

と、いうことは、係長１はどうなるのでしょうか…

“あの件”、“できる係長”の続編でした

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい