猫でありたい

群衆であれと

強要する愚か者どもの傲慢さよ

静謐であれと

怯えるだけの愚か者どもの儚さよ


三日月の瞳に

嘲笑されていると

お前たちは知っているだろうか

同情されていると

お前たちは気づいているだろうか


羊の群衆よりも

我々は飼いならされていると

理解するのは遠くない


猫でありたいと乞う

切なさを私は知っている

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