第111話年をも喰らうとき

家にいるのが本当に嫌だった。いざ休みが終わるってなると始業式前の子供みたいに走馬燈が駆け巡る 終わってくれるな と布団を被る 夏の日差しがカーテンから零れ眩しい そうしてまた気づけば時は過ぎ 追われる現実の時間。いつもサイクルに戻り けれど 過去には戻れず変化する季節。年をも喰らうとき

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