ちっぽけな僕らの心の中

月下るい

蒲公英と俺

教室が変わっても

机が変わっても


窓から見える彼女の素敵さに変わりはない

今日も彼女の透き通った茶色の髪の毛は

蒲公英みたいに風でふわふわ揺れている


「何ニヤニヤしてんだよ?」

「べつに、蒲公英が咲いてるなって」

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